2)鉄

「鉄」の特徴

鉄は、皮膚、粘膜の合成に欠かせない栄養素であり、美肌の天敵であるシミやニキビを改善し、ハリをもたらしてくれます。

また、タンパク質同様、
コラーゲンを生成するのにも必要不可欠です。

『シミを防ぐ最も有効な方法は、「鉄」を摂る事です!』

シミは、紫外線により、
体内に発生する活性酸素の影響を受けて出来ます。

活性酸素を体内から除去する事が出来れば、シミを防ぐ事が出来ます。

この働きをするのが、
『カタラーゼ』という酵素です。

カタラーゼを体内で十分に生成できれば、シミを防ぐ事が出来ます。

カタラーゼを作る為には、鉄は必要不可欠です!

 

口の周りから、顎にかけてニキビが出来る人は、鉄欠乏症の可能性があります。

鉄が不足すると、赤血球が、細胞(ミトコンドリア)に十分な酸素を届けられず、

貧血(貧鉄・貧酸)の状態になり、体にだるさを感じたり、乾燥肌になったりします。

 

赤血球と貯蔵鉄(フェリチン)

貧血かどうかを判断する際、
通常の場合は
赤血球に含まれる「ヘモグロビン」を基準にします。

分子栄養学では、
貯蔵鉄である「フェリチン値」に着目します。

ヘモグロビンが少なくなると、
貯蔵してあるフェリチンが、
常に補給してくれるシステムになっていますから、

フェリチン値を見る事で、
より潜在的な貧血を探る事が出来るのです。

潜在的な貧血状態こそ、
様々な肌トラブルの原因である事も分かってきています。

ニキビでお悩みの方は、
フェリチンが、低値を示す事がほとんどです。

肌のくすみ、顔色の悪さ、クマが出来るのも、鉄が不足しているのが原因です。

原因不明の頭痛や、めまい、
集中力が無くなりイライラするなどの症状も、鉄欠乏症が要因のひとつである事が多いのです。

美容に、鉄は必要不可欠ですが、
女性は、月経などによる性出血をはじめ、汗、尿、便からも鉄分は排出されてしまいますので、常に不足しがちです。

子供を産むと一気にシミが増えるのは、
妊娠や、出産で鉄が一気に失われてしまうからです。

きちんと鉄を摂っていれば、シミが増える事はありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘム鉄と非ヘム鉄の違い

鉄には、ヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があります。

非ヘム鉄は、吸収率が5%以下と低いうえに、胃などの消化器官にダメージを与える為、胃がムカムカする、気持ち悪くなるといった副作用が生じやすくなります。

ヘム鉄は、特殊な構造をしており、
吸収率は、非ヘム鉄の5~10倍あります。
副作用も一切ありません。

ほうれん草や、小松菜などの植物性食品に含まれているのは非ヘム鉄。

食事から鉄を効率よく吸収するには、
動物性食品のヘム鉄が好ましいです。

女性が好きなプルーンも鉄の摂取には
不向きです。
ペクチンという食物繊維に覆われている為、お通じの改善には有効ですが、
鉄も一緒に排泄されてしまいます。

非ヘム鉄の吸収力を高めるには、
ビタミンCや、タンパク質と一緒に摂る事です。

逆に、緑茶、コーヒー、紅茶などに含まれるタンニン、
 玄米や、雑穀の外皮に含まれる
フィチン酸は、非ヘム鉄の吸収を妨げるので、一緒に摂らない事!

ヘム鉄は、タンニンや、フィチン酸で
吸収が阻害される事はありません。

 

鉄の多い食材

肉類の場合、含まれる鉄量はその赤みの濃さとほぼ比例します。肉類では馬肉に含まれる鉄分が一番多く、さくら肉と呼ばれ、赤みの強さが特徴です。レバーでも牛レバーに含まれる鉄分は、豚や鶏のレバーと比べると少ないことがわかります。また、牛ヒレは1.1 mg、豚ロース赤身部は0.6 mgしかありません。一方、天然アユの焼き魚には5.5 mgと鉄分が豊富で内臓部には63.2 mgの鉄を含んでいます

貝類の場合は、赤貝のような赤みの強い貝はヘム鉄を含み、シジミやアサリといった白いものは非ヘム鉄を含んでいます。

 

食品100g中のヘム鉄含有量

煮干し…18mg

干しエビ…15.1mg

豚レバー…13mg

鶏レバー…9mg

鶏卵黄…6mg

鰹節…5.5mg

しじみ…5.3mg

天然のアユの焼き魚…5.5 mg

イワシの丸干し…4.4mg

ホッキガイ…4.4mg

牛レバー…4mg

馬肉…4.3mg

あさり…3.8mg

牛もも肉(赤身)…2.7mg

アサイー

きな粉

大豆製品

Follow me!